top of page
products01_sp.png

◇ 血球細胞の分化段階(状態)と製品

products02_sp.png

Single-Round Infectious Particles
(SRIPs 1回感染性ウイルス粒子)

SRIPsとは?

疑似ウィルスを使用することで、安全にウイルス研究が可能です。
SRIPsは外膜構造がウイルスと同じ1回感染性ウイルス粒子です。特に、ウイルスの侵入評価に最適です。

SRIPsと一般的疑似ウイルス(VLP)の違い

SRIPs (1回感染性ウイルス粒子)は新技術の疑似ウイルスです。
SRIPsを利用することで安全なウイルス研究が可能になります。
一般的な疑似ウイルス(VLP)と異なる点はVLPは形成過程で形や大きさにばらつきが出ます。それに対してSRIPsは均質で安定した形状で形成されます。

一般的な疑似ウイルスの作製方法はウイルスの侵入に関与するタンパク部分を、安全なウイルスに導入して擬似ウイルスとして使用しています。
​一方SRIPsの表面はウイルスと同一なため、実際のウイルス侵入に近い評価が可能です。
ウイルスは高頻度で変異株が発生します。
MiCAN Technologiesでは変異株に対応するコロナウイルスとデングウイルスの2種類のSRIPsをご用意しております。

SRIPsの使用用途

感染症の研究にはウイルスが欠かせません。しかしウイルスは病原性があり、危険なため、決められた施設や規定下で取り扱わなければいけません。これは実質的に使用可能な研究場所やウイルスが限定されることを意味します。
このため、従来では研究者への負担が大きく薬の研究や開発を進めることが困難となっていました。一方SRIPsは1回感染性ウイルス粒子のため、遺伝子実験で使用する他のウイルスベクターと同様にバイオセーフティーレベル-2(BSL-2)での作業が可能で、今まで困難だったウイルスの侵入、複製機構(下記図の①と②)の解明、ワクチン開発、抗ウイルス薬のスクリーニングなどを安全に実施することができます。

ウイルスの複製サイクル

ウイルスの複製サイクル
ウイルスは上記の4ステップで増殖します。SRIPsは増殖しないため①と②を観察することができ、安全な実験の構築が可能です。

カタログナンバー

SRIPsとVLPの違い
SRIPsの使用用途
型番
bottom of page