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ヒト白血球細胞 「Mylc」
が 創薬&素材研究を変える
時間やコストがかかっていた創薬や機能素材の効能・安全性評価を、高精度・効率的かつ低コスト・スピーディーに!
最先端テクノロジーにより低コストで安定供給できるヒト白血球細胞が、これからの創薬&機能素材の開発を飛躍的に効率UPします。

◇ 血球細胞の分化段階(状態)と製品

PRODUCTS
創薬・機能素材の各種評価や研究をスピードアップする、高精度の「未成熟血球細胞」です。
評価用アイテムが一式揃った「キット」もあります。

◇ 研究目的に応じた対応血球・提供スタイル
研究目的に応じて、さまざまな血球およびスタイルの中からふさわしいものを自在に選択できます

◇ 同一遺伝子を持つ理想的な分化状態の均質な血球を安定的に供給。
同一の遺伝子情報を持つ
均質的な血球
最適な分化段階を
自在にコントロール
大量・安定的な
生産・供給が可能
同じ遺伝子情報・同じ状態を何度も再現でき、評価の正確さや応用性が飛躍的に向上します。
高い再生医療技術と製品管理により、繊細な分化段階(成熟度)を自在にコントロール。精度の高い研究・評価が可能です。
理想的な状態の血球をいつでも必要量入手可能。研究開発や効能評価を滞りなく実施でき、開発のスピードアップが実現できます。

Mylc細胞(未成熟樹状細胞)
分化段階が揃って均質性が高い
◇ 従来の血液とは一線を画す、高精度な評価やコストダウンを実現。
提供血液からは純粋な抽出すら難しかった樹状細胞。評価のカギを握るこの細胞を、iPS 細胞技術により未成熟状態で大量・安定的に生産するため、従来血液での評価に比べ、 精度が格段に向上し、コストも大幅に削減できます。
MiCANの血球
・未感染・未刺激の状態の血球をいつでも必要量供給
・感染感度が非常に高い
・均質・純粋な血球で、評価結果の信頼性が非常に高い
・評価に最適な状態&種類の血球を選択&オーダーメイド
・同じ遺伝子背景の血球をいつでも使える
・血球調達から評価結果までがワンストップでスピーディー

サル由来の血球細胞
・ヒト由来ではないため、ヒトでの再現性が不明。
・ウィルスへの感度が低い。
赤十字提供血液
・血液パックの大量入手が困難で、研究・評価に時間がかかる
・使用可能な樹状細胞はわずか0.1%以下
・純粋な抽出はほぼ不可能
・パック毎に状態のバラツキが大きく、評価への信頼性が低い
・同じ状態の血球を再度入手するのは不可能
・血液を選べず、研究・評価に最適かは疑問の余地

ミエロイド系血球
Mylc[ミルク]
iPS技術(再生医療技術)で実現した、高精度・高 感度の樹状細胞です。未成熟状態(刺激前)に限 定して分化させてあり、状態のばらつきや入手の困難さなど課題の多かった提供血液に代わって、 医薬や機能材料の各種評価の信頼度やスピード を飛躍的に高めます。由来遺伝子別の豊富なバリエーション作製も可能。感染症の研究にも最適です。
◇ 従来の研究素材に比べ、感度が非常に高く、感染症研究や免疫研究に最適
従来の研究素材に比べ、Mylcは感染感度の高さや結果の正確さで、研究を大きく後押しします。
感染感度の比較
デングウィルス4型の濃度別反応試験

◇ 目的に応じた遺伝的背景も選択可能
元となる細胞の種類(3種類)や、白血球遺伝子 型(HLAなど)の選択ができます。 提供血液からの オーダーメイド作製も可能です(uMylc)。
aMylc
ー エーミルク ー
[ ヒト末梢血単核球 ]
生体に近い特性・反応を持つ血球
iMylc
ー アイミルク ー
[ iPS細胞由来血球 ]
標準化した遺伝背景を持つ血球。 標準的な反応を引き出せる。
uMylc
ー ユーミルク ー
[提供血液からの オーダーメイド]
提供者の特定疾患を保持した血球。要望に応じオーダーメイドで
作製が可能。
評価キット
Mylc ELISA(human IL-6) Kit

精度と再現性に優れたMylc細胞が使える評価キット。評価内容に最適な条件設定をあらかじめ済ませた最適な機材が一式セットになっています。慣れない細胞を用いての評価は大変ですが、あらかじめ条件設定されたキットなので、すぐに評価が始められます。
◇ 条件設定済みだから、開けたらすぐ作業を開始できます。

◆ キット概要 ◆
細胞細胞:Mylc細胞 (保存培地で凍結、スクリューバイアル1本)
専用培地:Mylc細胞測定評価培養専用 (冷凍製品、50mlボトル1本)
刺激剤:コントロール刺激用NiSO4溶液(冷蔵、バイアル1本)
測定試薬:上清中産生IL-6測定用ELISAキット
◇ 評価を始めたら、翌日には結果が出る。このスピード感が研究開発を大きく推進します。
高品質評価を手軽に実現
大量で均質なMylc細胞を、 評価条件などの面倒な設定なく、 手軽に評価に使えます。
複雑な条件設定は
一切不要
評価に最適な条件設定が済んだ状態で届くので、すぐに評価にかかれます。
オールインワンで
すぐ始められる
血球細胞から測定指薬まで、評価に必要なものをセット。開けてすぐ評価を始められます。
◇ 評価原理
Mylcに評価対象を添加し、産出される伝達物質(IL-6)を量的に測定します。
評価対象を添加して24時間で、刺激性の度合いが数値で評価でき、機能が判断できます。

*以下の機器・用具はお客様でご用意ください。
滅菌遠心チューブ/ピペットおよびピペットチップ類/培養用96well-plate
遠心機、CO2インキュベーター/その他個別に必要な器材・用具
Phenocellは、iPS細胞由来の体細胞を使用した研究や創薬のための
in vitro評価に特化した、研究開発型企業です。
Phenocellとともに新しい評価系と製品のコラボレーションを進めています。
由来となるiPS細胞
コーカサス系、アジア系、アフリカ系






iMylc-PhC1 (未成熟樹状細胞)